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2026.04.01

公開情報

【テレビ×SNSで地域発信】「心の休息地」はどう生まれたのか?KBCとKAGEがつくる「Oasis」4周年の現在地

株式会社KAGEが制作を手がける、KBC九州朝日放送の地域情報番組「Oasis – 心の休息地をめぐる旅」は、このたび4周年を迎えました。
これまでに約3年間にわたり200を超える地域に根差した場所を訪れ、制作してきた地域取材コンテンツは600本以上。福岡・佐賀を中心に、各地に息づく暮らしや文化、人の営みを記録し続けてきました。

Oasisとは、九州朝日放送(KBC)が手がける地域発信プロジェクトであり、私たちKAGEは、その立ち上げから企画・制作を行っています。

私たちが見つめてきたのは、観光地として消費される場所ではなく、心が自然とほどけ、立ち止まることが許される「心の休息地」。その歩みは、若い世代と地域文化が一方通行ではなく出会い、関係を育んでいくための、新しい在り方を探る旅でもあります。

Oasis – 心の休息地をめぐる旅
毎週月曜21:50~よりKBCにて放映中。
最新情報は公式Instagramから
https://www.instagram.com/oasiss.jp

■ はじまりは「思い出動画」だった

「Oasis」は、もともと“女子旅の思い出動画”のような形式からスタートしました。

iPhoneのカメラロールに残るような、何気ない旅の記録。
過剰な演出や言葉を削ぎ落とし、「ただそこにある時間」を映す。

そこには、広告でも観光紹介でもない、
“等身大の体験”を届けたいという意図がありました。

しかし、年間100箇所以上を巡る中で、
私たちはある違和感に気づきます。

「この場所の本質は、もっと深いところにあるのではないか」

■ “紹介する”から“向き合う”へ

2年目を迎えるタイミングで、番組は「Oasis」へとリブランディング。

発信の軸は、旅する人ではなく、
その場所で生きる人や営みへと移行していきました。

表層的な魅力ではなく、
その背景にある想いや、時間の積み重ねにフォーカスする。

コンテンツは次第にドキュメンタリー性を帯び、
「見る」ものから「感じる」ものへと変化していきました。

■ 異なるエネルギーが交わる場所として

Oasisには、もう一つ大切にしている考え方があります。

それは、異なる価値観やエネルギーが交わることで生まれる“循環”です。

SNSで発信力を持つ人と、
山奥で静かに営みを続ける人。

全く異なるベクトルの存在が交わることで、
新しい価値が生まれ、知られていなかった世界が開かれていく。

この“循環”こそが、Oasisの根底にある思想です。

■ 「残すための映像」へ

現在のOasisは、さらに一歩進んだフェーズにあります。

それは、「取材する」というよりも、
「残させていただく」という感覚です。

店舗や地域の営みは、単なる情報ではなく、
そこにしかない時間と哲学の結晶です。

だからこそ私たちは、
それらを“集客のため”ではなく、
“未来に残すため”に映像として記録していきたいと考えています。

■ テレビ×SNSという新しい地域発信モデル

Oasisは現在、
テレビ放送(毎週月曜 約2分)とInstagramを中心に展開しています。

1回の取材から生まれるのは、映像・写真・記事・SNSコンテンツなど複数。
地域の魅力を多角的に届ける仕組みを構築しています。

テレビ局としての信頼と、
KAGEのクリエイティブの融合。

この掛け合わせが、
従来にはない地域発信の形を生み出しています。

■ 4年間支えていただいた皆様へ

本番組が4周年を迎えることができたのは、

取材を受け入れてくださった店舗様・地域の皆様、
制作を共にしてくださるKBCの皆様、
そしてSNSや放送を通じて応援してくださる視聴者・フォロワーの皆様の存在があってこそです。

「この取材は、これまでと違った」
「自分たちの想いを言語化してもらえた」

そうした声の一つひとつが、
私たちの活動の意味を支えてくれています。

■ これからのOasis

Oasisはこれからも、
地域の中にある“すでに存在している豊かさ”に向き合い続けます。

問題を解決するためではなく、
本質的に惹かれるものを、ただ丁寧に届ける。

その積み重ねが、結果として地域の価値を更新していくと信じています。

■ 最後に

これまで関わってくださったすべての皆様へ、心より感謝申し上げます。
そしてこれからも、「Oasis」をどうぞよろしくお願いいたします。

KAGE inc.